フリーランスエンジニアに向けた明日から使える面接・面談のテクニック

活用事例

近年流行りのフリーランスエンジニアですが、私自身も少しずつ関わりが増えてきました。

そんなフリーランスの方々から「エージェントから案件を紹介されても面談・面接で落ちることが多い」との悩みを伺いました。自分の目からみても、エンジニアとして非常に優秀な方だったため、簡単なレクチャーをさせていただいたところ、以降の案件獲得率が変わったとのお声をいただけました。

そのため、その際お伝えした内容を簡単にまとめ、フリーランスに向けた明日から使える面談・面接のテクニックとして本記事を連載することにしました。

まずは簡単に自己紹介からさせていただきます。

自己紹介

・私はコンサルタントとして採用代行を受け持っています。(複数社経験あり)
・自身もエージェント経由で面談・面接を受けることはありますが、基本的に落ちたことはありません。(今まで数十社経験あり)

※エージェントから紹介された内容とクライアントの話が違う、既に内定者がいるにも関わらず面接を受けさせられた・・・などの場合で落ちたことはあります。

つまり、私は候補者・採用担当者として面接・面談の経験があります。
これらの経験から言って、結局のところ「面接・面談の合格率が高い人は論理的な説明が出来る人である」という結論に至ります。

では、論理的な説明をすぐに習得することは出来るか?
答えはNoです。出来るようになるにはそれ相応の時間がかかります。

ただ、面接・面談に限れば明日からでも出来ますよ。

と、いう訳で今回はすぐに面接・面談に合格出来ることを目指しましょう!
詳しく知りたい方は是非コンサル流コミュニケーションスキルのトレーニング方法を見てください。これが出来ていれば基本的にあなたのコミュニケーションは論理的と言えます。

それでは、是非最後まで読み進めていただければ幸いです。

まずは面接・面談における流れを理解しておく

一般的な面接・面談は以下の流れで進みます。

面接のフロー

この流れで言えば、重要になるポイントは3つあります。

  1. 相手の話を正しく理解すること
  2. 職務経歴を概要で伝えること
  3. 案件との親和性を強みとして伝えること

採用担当者がフリーランスのエンジニアと面接・面談をする上で求めているもの、それは「自分たちの立場に立って話をしてくれるか否か」です。
採用担当者もいたずらに人を増やしたい訳ではなく、必要だから人を増やしているのです。そのメンバーにただスキルがあるだけの人はいりません。それよりもチームメンバーとして招くことでより作業効率が上がることを期待しています。

私も採用をする際、こちらの状況を正しく理解し話が出来ているかを良くみます。

では、この「立場を意識して話をする」とどのようなコミュニケーションになるか?
3つのポイントにフォーカスして順番に理解していきましょう。

Point1. 相手の話を構造化することで要点を抑え、自分がこれから話すことの指標を決める

実は相手の立場に立って話をする上で一番重要なステップは「聞くこと」です。
そのため、今からお話する内容は必ず頭の片隅に残しておき、いつでも面接・面談で引き出すことが出来るよう心がけてください。

「面接や面談なんだから、話すのが重要でしょ?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、はっきり断言できるのは「ちゃんと話を聞いていないから落とさている」という事実です。

分かり辛いと思われた方のために、少し言い方を変えてみましょう。

プログラムの設計や開発をする上で「要件定義書」というものがあります。
これはクライアントが開発会社やフリーランスに依頼する際に書くものですが、この書いた要件を正確に理解し実現することがエンジニアにとって業務上一番求められるスキルですよね?
何故なら、「要件定義書に書かないケース=メール・会話・チャットなどでの指示」は現場で良く発生するものですが、その際に正確に相手の言っていることを理解出来ていない人は不要ですよね?だからこそ「話を聞けているか?」クライアントは常にあなたを見ています。

では、採用担当の思考プロセスはどのようになっているか?

採用者の思考プロセス

大抵のケースで、事業概要やPJの状況などの話している最中、結論は常に「だからこんな人物が欲しい」と訴えかけられています。

だからこそ、面接の場では必ずクライアントのMust要件を確認しましょう。この時点で不明点があればその場で聞いてしまっても何ら問題ありません。

その上で「採用担当者の課題解決をするため、自分が何にフォーカスして話せば相手に必要だと理解してもらえるか?」を考えることで、結果として相手の立場に立った回答をすることに繋がります。

Point2. 無駄な喋りは不要、職務経歴は3分以内で網羅すること

では、実際に自分が話をするターン、職務経歴から解説します。

具体例として、私自身の職務経歴をベースにお話を進めさせていただきます。(情報保護のため、実社名や案件詳細が分からないようにしています。ご了承ください)

私の職務経歴書サマリ

これをパッと見て理解していただけると思いますが、PJの経験が多くなってくると正直全てを説明することは非常に困難です。仮にPJ経験が浅い場合にはとっととスキップしてもいい部分です。

重要なことは、「無駄なおしゃべりをしない」・「淡々と網羅的に話す」ことだけで十分です。

【私が話すこと】
・「事前に職務経歴書は御覧になっていただけましたか?」と前提を確認
・職務経歴を見ている場合は「ロールは経営戦略⇒サービス企画⇒開発(マネジメント含む)」が出来るキャリアであることを説明し、クライアントが気になっているであろう案件をピックアップし説明する。
・職務経歴書を見ていない場合は「開発会社・事業会社としてシステム開発会社への依頼と業務設計・コンサルとして戦略~PMOの経験・独立後の経営」として全体を話し、実際のPJ概要をクライアントのニーズに合わせてピックアップし説明する。

この程度であれば3分もあれば十分説明できますよね?
大体これくらいを目安に自分のテンプレートを決めておくことが重要です。

Point3. クライアントからの案件説明に対し、自分のスキルがマッチングしていることが「強み」と言い切る。

最後に「自身の強み」で何を具体的に話せばよいか説明します。

良く面接で「自身の強みは、A・B・Cが出来ること」の様に、自分の出来ることを話す方を良く見かけます。(実際に採用をやってみると本当に多いです)

しかし、採用者からみたらそんなことは職務経歴書(またはその説明時に)で既に分かっていることです。繰り返し同じ説明をされたら「この人全然仕事出来ないな・・・」と感じますよね?

だからこそ、自身の強みを説明する上で重要なことは、如何に自分のスキルセットが貴社案件にマッチしているかを説明しなければなりません。

例えば、以下の様な話をするのがベターでしょう。

<結論>
本PJにおける私の強みは業界知識・スキルの面でマッチしていることです。

<理由>
その根拠としては、主に2つの経験によるものです。
・1つ目:B社のPJで位置情報サービスの経験があり、その経験を元にすれば案件のキャッチアップが早いこと。
・2つ目:PJ管理はPMOとして多くのPJを経験してきました。今回お聞きした~というツールを使用したことがありませんが、X/Y/Zなど他のツール経験はあるため、すぐに使いこなすことが出来ます。

と言うように、仮に指定されたものの経験が無かった場合でも、「この人になら仕事を任せることが出来る」と担当者に理解していただくことも可能です。

まとめ

以上で「フリーランスエンジニアに向けた明日から使える面接・面談のテクニック」の解説を終わります。

クライアントの希望を正確に捉え、自分ならどのようにして解決するか?
これを常に考えながらする面接は結構楽しいですよ。

「明日使える」と言いましたが、やはり「慣れ」は必要です。クライアントからの許可があるなら録音して自分がちゃんとした受け答えが出来ているか確認するのも重要です。

是非、自分が取りたい案件に出会った際、面接で落ちることがないよう努力しましょう。
※質問などがあればTwitterのDMなどでもお話伺います。

それではまた次回をお楽しみに。

タイトルとURLをコピーしました