【第一回】「そもそもコンサルタントとは?」必要なスキルセット・マインドを解説

コンサルスキル
コンサルスキルのトレーニング方法

本連載では確実に身に着く「コンサルスキルのトレーニング方法」について解説していきます。
本来は身に着けるのが非常に難しく、また期間も長くかかってしまうものでしたが、それを誰よりも簡単に、かつ確実に身に着ける方法を考案しました。

私自身も事業会社から転職し、初めは本当に苦労した覚えしかありませんでしたが「これをやったら出来るようになった」という自身の体験をベースに本カリキュラムを作成しています。

とはいえ、コンサルタントという職種をあまりご存じない方も多いと思いますので、第一回はコンサルタントとそのスキルについて解説していきます。

コンサルタントのイメージは最悪?しかし、コンサルスキルは非常に高く評価されているため身に着けないのは損!

突然ですが、「コンサルタント」と聞いてどのようなイメージをお持ちでしょうか?

  • 経営者の相談役(寄生虫と比喩されることも)
  • ブラック企業、死ぬまで働く人たち
  • ただ単価が高いだけの人(プログラミングなどの具体的なスキルを持っていない)
  • 口だけは上手い(詐欺師と比喩されることも) など

最初に言っておきましょう。イメージとしてはあながち間違っていません(笑)・・・が、本物のコンサルタントはスキルを持っています。それも多くの企業が必要としているスキルです。

そのスキルとはズバリ「課題解決力」です。解決する課題はそれこそ大きなものから小さなものまでありますが、どんな業種・職種を問わず一様に課題解決することが出来るスキル、これこそがコンサルスキルです。
※これは「経営の根底を変える」ような大きな話でも同様に言えるため、だからこそコンサルの単価(フィー)は非常に高く、かつ会社に属していても給料が高くなる・・・という図式です。

そのため、そんな高額の支払いをしたくない企業も多いことから、コンサルタントの持つスキル(以下、コンサルスキル)は研修で採用されたり、Webや書籍で紹介されることも多くなっています。

しかし、そのどれもが一朝一夕で身につくものではなく、「何となく分かった気にさせるだけ=全く身につかない・現場で使えない」ものが多いと実感しました。
※事実、大手のコンサルティングファームですら、中途入社した身からすると明らかに身につかないやり方をしていると感じます。

それよりも、小難しいことは置いておき、まずは確実にコンサルスキルを身に着けたいと思いませんか?本当に様々な場面で役に立つので非常におすすめですよ。

実は本当のコンサルティングサービスを提供している企業は少ない?

誤解がないようにするため、もう少しコンサルタントについて補足をしていきます。

近年、ビジネスの世界では様々な所で「~コンサルタント」「~コンサルティングサービス」という言葉を目にするかと思います。しかし、多くの企業やWebサイトが謳うそれらの言葉とコンサルティングファーム(以下、ファーム)が提供するものは全く異なります。
※コンサルティングファームとは・・・「戦略系コンサルティングファーム」や「総合系コンサルティングファーム」や「シンクタンク系コンサルティングファーム 」などに代表される企業。

ITコンサルとベンダー(SIer/パッケージベンダー)の違い

上図は一例としてITコンサルとSIerの違いにフォーカスしていますが、これが人事系(人材採用)・マーケティング(SEO・Youtube)のような話であっても同様です。

結局のところ、コンサルタントがやるべきことは解決策を作ることであり決して導入支援では決してありません。特にITコンサルをやっていると導入支援も依頼されることはありますが、専門スキルとして「プログラミングが出来る・プロジェクトマネージメントが出来る」という解決策を持っているだけで、別にそれが本来の役割ではないからです。

「何故、多くの企業がコンサルティングサービスと言えるのか?」と言われれば、実はコンサルタントには資格が存在しないため、このような誤解が生じているのです。だからこそ敢えて言いますが、一般的に言われているコンサルティングサービスは決して本当のコンサルティングサービスではなく、あくまでも自社の営業施策でしかありません。

話を本題に戻しますが、「世の中からあらゆる解決策=最適な解決策」の提案がどのようなものか具体的な事例で理解していただこうと思います。

手段を問わない最適な課題解決とは?コンサルタントはこう考える!

例えば、以下の様な相談をクライアントからされたとします。

例: 今まで新規開拓営業をテレアポで行っていたA社から以下の相談を受けた場合

近年、同業他社との比較して新規顧客獲得が出来ていないと分かったA社の営業担当Xは、何かしらの営業施策を立案する必要があった。そのため、顧客接点までのスピードを上げる(生産性の向上)ことに着眼し何かしらの解決策を検討している。

これがインサイドセールスのソリューションを持つベンダーであれば、まず自社の製品を推すでしょう。その結果、A社の新規顧客獲得に成果が出たとすればそれが最適な課題解決だったと言えるのでしょうか?

ズバリ、答えは「No」です。

何故なら、新規顧客獲得をしたとしても、結果それがビジネスに生かされないことも多々あるからです。例えば、A社の強みが「他社が知らない情報まで握っている」ことであれば、インサイドセールスで多くのクライアントを獲得するよりも、結局のところその後のコミュニケーションが重要であることもあるからです。

だからこそ、本当のコンサルタントであれば以下の様に考えます。
※簡略的に書いているため漏れがあります、実際はMECE(漏れなく・ダブりなくチェックするフレームワーク)で考えて立案しますが一旦気にしないでください。

BtoBマーケティングプランの考え方(概要)

お分かりいただけますか?
このように「正しく原因を捉え・あらゆる観点から・本当に必要な提案をする」ことで実はインサイドセールスにかける時間・費用よりもいい施策があるかもしれません。
だからこそ、コンサルタントは考えるスキルが非常に高く、そのための努力をしていることが伝わればいいと考えています。
※余談ですが、インサイドセールスを批判している訳ではありません。むしろ私は好きです(笑)

ここまで読んでいただき、「多くの企業が謳うコンサルティングサービス」と「コンサルファームが謳うコンサルティングサービス」はご理解いただけましたか?
少し例えが限定的であったかもしれませんが、「最適な」課題解決策がどの様なものであるかは感覚的に分かると思います。

やっとか・・・とも言われそうですが、具体的にコンサルタントして必要なスキルセットを見ていきましょう。

コンサルタントに必要なスキルセットは、「理解力・論理的思考力・伝達力」の3つだけ

大手コンサルファームの入社難易度は非常に高く、そのほとんどが超有名大学出身者です。だからこそ多くの人から誤解されるのですが、早い話勉強なんて全く出来なくて問題ありません。

それよりもこれまでお伝えしてきた内容から言えば、クライアントの相談内容・背景を理解(聞くスキル)し、論理的に考え(地頭の良さ・論理的思考力)、それをクライアントに正しく伝える(話すスキル)ことが何よりも重要です。

コンサルタントのベーススキル

もちろん、専門的なスキルがあれば「理解・思考・伝達」する上で役にも立ちますが、そもそものベーススキルこそがコンサルタントにとって何よりも重要なため敢えてこの3つを特筆しました。

では、これら3つのスキルを高い次元で身に着けることが何に繋がるのでしょうか?
ズバリ「どこの業界で、誰と仕事をしても」一定以上の成果を挙げることが出来るようになるのです。

コンサルファームが多くの業界で多種多様な仕事を任されたり、採用条件で「コンサルファームで5年以上の経験」のような求人があることはその証拠でしょう。特に業界知識がなくてもコンサルタントであれば即座に対応することが出来るからです。

少し興味が沸いてきましたか?それではコンサルスキルを身に着けるために必須のコンサルマインドについて触れてみたいと思います。

コンサルマインドとは徹底したプロフェッショナルマインドによって成り立つものである

繰り返しになりますが、コンサルタントは最適な課題解決をすることが命題です。そのために「徹底的に考えること」「常に新しい情報を収集すること」が求められます。これが基本姿勢です。

では、この基本姿勢を貫くとどのような特徴が表れるのでしょうか?

  • 仕事とプライベートに境界線を引かない
  • やり始めたら途中で投げ出さない、途中で投げ出すくらいならやり始めない判断をする
  • 情報収集に積極的であり、良くメモをとる

少しブラックな香りもしますが、出来るコンサルタントほどこの傾向が強い (そうでなくとも優秀な方はもちろんいますが) と思います。何故なら、クライアントはあくまでもコンサルタント個人に対し仕事を依頼しているからこそ、コンサルタントは常日頃から個人的にスキルを高める必要があるからです。

これからコンサルタントになりたい、またはコンサルタントのスキルを身に着けたいと思っている方は是非この考えを念頭に入れておいてください。激務であることもありますが、その後にはこれまでと全く異なる景色が見えるかもしれません。

もちろん「スキルだけ身に着け別のことに生かしたい」という方はマインドをそこまで持っていく必要はないかもしれませんが、基本姿勢はしっかりと頭に入れておいてください。

手軽に理解出来る「日常生活でコンサルスキルをトレーニングする方法」を紹介していきます

ここまで解説してきたコンサルスキルですが、冒頭でもお伝えした通り身に着けるのは決して容易ではありません、私自身が身をもってそれを体験しました。更に言えば、転職後すぐにPJにアサインされてしまったこともあり、勉強に時間をかけることが出来ませんでした。

そこで考えた課題解決方法が、「とりあえず普段から先輩コンサルタントの様に話す真似」をしたのです。しかし、これがかなり効果的で、本来身に着けるのに時間がかかるはずの論理的思考力フレームワークの使いこなしに役立ったのです。

そこで私は「コンサルタントの真似」に注目し、これらを体系立てすることで「コンサルスキルを身に着けるコミュニケーション」としてトレーニングプログラム化したのです。

だからこそ時間が無い方・本を読んでも使いこなすには至らなかった方・異業種からコンサルになる方にとって非常にコンサルスキルを身に着けやすい内容になっています。
とは言え、これだけでも実はコンサルタントとして活動できるように要点を抑えていくため是非最後まで御覧いただければ幸いです。

【補足】
これからお話するのは私なりのトレーニング方法です。一般的なトレーニング方法で身に着けるのであれば多くの参考書が出ているためそちらをご確認ください。
※書籍は後日紹介したいと思います。

最後に一言

疑問点などがありましたら、お問合せやSNSで直接ご連絡いただければ、可能な限り早く返信いたします。それでは次回の連載からは具体的なトレーニング方法を解説していきます。お楽しみに!

更新情報:第二回の連載を行いました!

こちらについても是非最後まで楽しんで読んでいただければ幸いです。

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